「とりあえず、道具いらないからランニング始めてみましたが、続くか心配」
「ランニングに向かない人っていますか?」
ランニングは他のスポーツに比べて多くの道具もいらないため、いつ始めてもいいし、いつやめてもいいスポーツです。
しかし、病気や体調などから、残念ながらランニングに向かない人もいらっしゃいます。
いままで出会ったランニング仲間を思い出したり、調べてみて
「こういう人は走らない方がいいかも」
と思う状態をお知らせしたいと思います。
今回の記事では、
- ランニングに向かない人
- こんな運動もおすすめ
についてご紹介します。
目次
ランニングに向かない人
ランニングをしていて走ってるだけでつらい、動悸がする、という人はランニングに向かない体質である可能性が高いです。
ランニングに向かない人…貧血
ランニングを開始すると、足を着地した際に足の裏に衝撃が走り赤血球が壊れていってしまいます。
これを溶血性貧血といいます。
関連記事走った後のめまい、貧血が原因だった?ランナーがなりやすい貧血の原因と対策は?
元々、貧血気味の人がランニングを始めるとさらに症状が悪化してしまう可能性があります。
こういった症状は、処方された鉄剤を服用することで改善されることがとても多いです。
立ちくらみがするなどといった症状がある場合は、我慢せずに病院に行きましょう。
ランニングに向かない人…甲状腺などの疾患がある方
以前保育園のママさんランニングサークルに、
「ぜひ、ご一緒したい!」
という方と朝ジョギングしたことがあります。
しかしその方は走り始めて2、300m で息が切れ、コースを歩いて踏破することも難しかったのです。
「徐々に慣れれば走れるようになるよ!」
と励ましたみたものの…その後参加された時にも、少しでも運動すると心拍数が上がるのか動悸がして疲れてしまうという状態に。
後にその方は甲状腺の疾患があることがわかりました。
バセドウ病です。
この場合は運動自体が大きな体の負担になってしまいます。
この場合も激しい運動は避け、病気の完治を目指していってください。
ランニングに向かない人…股関節の調子が悪い
若い頃から運動をしていて、スポーツが大好き!
マラソンのレースに出ても大変早いタイムでゴールする仲間がいました。
しかし、生まれつき股関節の位置が悪いらしく、長い距離を走ると股関節に痛みが走るようになってしまったそうです。
「たまには走りたいんだけどね~!」
と言ってはくれるのですが、残念ながら他の運動を現在されています。
走るたびに痛みを覚えてしまっては、「健康のために楽しく走る」という目標はなかなか達成できそうにありません。
ランニングに向かない人…太っている
体格指数が肥満の方、BMI25以上の方はまずランニングよりもウォーキングをお勧めします。
走ると、歩いてる時の3倍脚に体重の負担がかかります。
もし70キロであれば、210キロの重さが片足にかかってくるわけです。
無理をしてランニングから入ってしまうと足自体を傷めることにもなりかねません。
もし、以上のような疾患や症状がないのに、
「走ると苦しくてつらい。動悸がする。走り続けられなくなる」
場合は、ランニングの速度が本人の能力に比較して速過ぎる可能性が高いです。
まずは、キロ8分から9分程度、早歩きぐらいのペースに落として試してみてください。
こんな運動もおすすめ
ウォーキング
先ほどもお伝えした通り、普段から運動の習慣がない方や太っているという方。
まずはウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか?
早歩きからスキップに近い状態が、ランニングの大まかなフォームになります。
1ヶ月に1キロから2キロの体重を落とすつもりで、普段の行動もエスカレーターではなく階段を使うようにして徐々に慣らしていきましょう。
関連記事スロージョギングのあまりの凄さに戸惑いを隠せない。その効果と方法とは?
ヨガ
最近流行のヨガ。
近所のスタジオや公民館で体験できるところも多くなりました。
こちらは、自分の都合で行うことができないのが少し難点ではあります。
しかし、ヨガをすることでマインドフルネス(瞑想)と同様の効果があります。
また心を穏やかにして自分に自信をつける作用もありますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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気になっている方、もしご近所にあれば申し込んでみてくださいね。
まとめ
今回は、体力や体調面でランニングに向かない人についてご紹介しました。
あなたの体調は大丈夫ですか?
ランニングに適している状態まで持って行けていますか?
とにかく、健康のために走り始めたのだからムリはしないこと。
その一点につきます。
はたで見ていると、中高でバリバリ運動部だった人に比較的この傾向があるように思えます。
始めは辛いランニング、少しでも楽しくなってくればこっちのものですよ!
では、楽しいランニングライフを!