「スロージョギングと普通のジョギングがどう違うの?」
「スロージョギングのやり方は?どうすればいいの?」
最近、雑誌やテレビなどでもよく取り上げられるスロージョギング。
カラダの故障とも無縁!無理なく取り組めて、年をとってもスタートできる。
ダイエットにも最適!
ジョギング自体がもともとスローなはずですが…いったいスロージョギングとはどのような方法なのでしょうか?
- 今回の記事ではスロージョギングとジョギングとの違い
- スロージョギングのやり方
についてご紹介します。
スロージョギングとジョギングの違い
スロージョギングとは、まず、にこにこと走れるくらいのペースで走ります。
ゼイゼイと息を切らせて走るようなペースではありません。
一般的なジョギングでは、自分たちが楽に走れるペースを心拍計で確認します。
しかし、スロージョギングでは主観的運動強度という「自分がどう感じるか」というペースに基づいて走り続けます
主観的な感覚では、
「笑顔は保てる」
「歌える」
「走ってる仲間とおしゃべりできる」
といった程度の運動量を目安に走ります。
この程度の運動でも、通常の実力と同等の持久力が身につくことが研究によって明らかになっています。
また、スロージョギングで心がけるのはつま先着地というフォームです。
多くのランナーは、かかとで着地することにより走りにブレーキがかかってしまっています。
かかと着地を続けていると、足首がどちらかに傾いて着地しがちになり、膝や腰に負担がかかってしまいます。
この負担が重なると故障の原因にもなってしまいます。
つま先といっても足の親指の先ではなく、足の指の付け根あたりから下ろすようなイメージを思い浮かべてください。
足先を下ろしたら自然にかかとが着地します。
かかとが地面に着地した時の反動を使って、前に進むようにしてみてください。
スロージョギングのやり方
上記のような主観的運動強度に基づいて、笑顔が保てるくらいの楽なペースで走ります。
そのペースで3分から4分程走ります。
立ち止まって脈拍を15秒分数えてください。
その数を4倍して、+10した値が138-年齢の半分に近ければOK です。
たとえば、40歳で15秒計って脈拍が30だった場合、
25×4+10=110
138ー(40÷2)=118
となります。脈拍が20前半だとOKのラインに入るでしょうか?
スロージョギングは、走った距離は気にしません。
気にするのは時間です。
体が慣れないうちは歩きながらでもいいので、15分ほど続けてみましょう。
しばらく15分ほど続けてきて体が慣れてきたら、30分からまた1時間程度に時間を増やして走ってみましょう。
スロージョギングは基本的に毎日行うのが望ましいです。
忙しい場合は、週に3回程度から始めてみましょう。
スロージョギングはできない平日の夜などにも、
踏み台昇降を左右互いの足で交代しながら行うスローステップなどのトレーニングを行うことを推奨しています。
これらの習慣をとりあえず、21日間やってみてください。
21日間続けることができれば、一般的にその習慣は継続して取り組むことができるという一つの目安になります。
まとめ
スロージョギングについて調べてみたところ、スロージョギングは、
「毎日行う」
「30分程度行う」
「にこにこペースで走り続ける」
などの運動習慣の総称だということがわかりました。
だいたい時速7キロから8キロ程度で走るということであれば、一般的なジョギングと特に違いはありません。
「どのぐらいの頻度で」
「どのくらいの時間まで」
ということが決められているのが、スロージョギングとジョギングとの違いだと感じました。
スロージョギングで人生が変わった方も多く、
「還暦を過ぎた女性がスロージョギングを始め、骨折などで杖を手放せない状態だったもの杖も必要なくなり、持久力がついてその半年後にはフルマラソンを完走できた」
という例もあるそうです。
還暦を過ぎた女性にできて、アラフォーの私たちにできないことはないと思いませんか?
スロージョギングの効果は、肥満やメタボに効くだけでなく、脳を活性化させたり、うつ病を軽減させることできます。
また、毎日走ることで無理なくカロリー消費ができるので、週末ランよりも体重が落ちるのは早くなります。
私も、早く走るだけではなく「ニコニコ笑顔で楽しく走れる」スロージョギングに魅力を感じています。
皆さんもいかがでしょうか?
↓スロージョギングの動画を掲載しています。あまりのスローさにビックリ!
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では、楽しいランニングライフを!