「旅行してたら太った!食べる量減らそう!」
「太ったから運動しなきゃ」
旅行をすると、普段の仕事や家事もしてないのと、食べ物もおいしくて、気が付くと体重計に乗るのが怖くなりませんか?
実際私はこの夏、旅行の後太ってしまいました…。
休み中に太った分を取り戻そうと、
- 食べるを量減らそう!
- 運動しよう!
というあなたの気持ち、とてもよくわかります。
すぐに行動に移すあなたはエライ!
でも、やはり普段の活動量が少ないから体重が増えてるなんてことになるんですよ。
週末のランニングもいいんですけど、突発的に運動するだけではカロリー消費はまだまだ足りません。
ではどうすれば太ってしまった分、体重を減らすことができるのか?
今回の記事では、主に
- 基礎代謝を増やすべき理由
- 家庭でできる!基礎代謝の増やし方
というテーマについてお伝えします。
基礎代謝を増やすべき理由!
運動で消費されるエネルギーは、実は大した量ではありません。
ジョギングでは、1キロ走るごとに体重分のカロリーが消費されます。
ということは、
5キロ走れば、体重50キロの人は5×50=250kcal
を消費したことになります。
しかし、これではおにぎり1つぶんのエネルギーを消費したことにしかなりません。
努力に比して、報われるエネルギー量少ないよね…???
人間が生きているだけで使うエネルギーを基礎代謝量といい、アラフォーの女性で約1,200kcal程度です。
普段から立ち仕事や家事を行い、
「普段から体がエネルギーを消費しやすい状態」
にしておけば基礎代謝量もぐんと上がり、太りにくい体になるのです!
家庭でできる!基礎代謝の増やし方
家にいてダラダラ座ってテレビ見てるだけでは基礎代謝量アップしません。
エネルギーを消費しやすい工夫で家事も基礎代謝量がぐんと上がります。
例えば、以上のことを行ってみましょう。
- 電話する時も、立ち歩いて行う!
- 床の拭き掃除は股を開いて中腰で行う!
- 歩くときは、忘れ物を取りに行くような早歩きを意識!
基本的に、
「座るより立っている時間を長く取るイメージ」
を持ってください。
最近では座ることは喫煙よりも体に悪いと言われています。
例えば、よく知られているエコノミー症候群。
飛行機などでずっと座位の場合に体の血行が悪くなり、足に血栓ができたりすることで発症してしまう病気です。
座り続けることはエネルギー消費が減ってしまい、がんの発症リスクも高くなることが最近の研究でも分かっています。
活動量計を取り入れて、一時間に一度は立って動く!
そんな問題を解消してくれるのか最近流行りの活動量計です。
主に腕時計のように腕にはめることで1日の活動を記録し、スマートフォンなどでグラフに表してくれたりしてくれます。
中国メーカーのものであれば、3,000円ぐらいから購入できるようです。
気になる方はお試しで購入してみてもいいかもしれません。
最近の活動量計はかなり機能が充実しています。
1時間座り続けて動いてないだけで、アラームで知らせる機能がついているものもあります。
また、ウォーキングを1日30分するだけでも、全く運動しない人に比べると寿命が3年ほど伸びるそうです。
実はこのウォーキング、細切れの運動でも効果があることがわかっています。
1日10分のウォーキングを3回。
ここでのポイントは、動いている時に必ず
「私は運動している」
と意識して体を動かすことです。
イメージトレーニングのように、
「この活動は体を鍛えるための運動である」
「自分は今ここの筋肉を鍛えている」
と思いながら家事やウォーキングをすると、何も意識してない時よりも消費カロリーが増え、筋肉が発達するそうです。
思い込みって素晴らしい。
また、普段家で座ってパソコンを使ってる仕事の人はさらに、腰痛や肩こりなどのリスクもあります。
最近では勝間さんがスタンディングデスクを使っていることが話題になりました。
我が家でも立派なディスクではありませんが、キーボードが打てる高さに調整して使っています。
食べる量を減らすと、飢餓体質になってしまう罠
でも、食べる量をうんと減らしてしまえば、運動しなくても体重は減るのではないかと思う方もいらっしゃると思います。
しかし食べる量減らしてしまうと、体は
「今、飢餓状態である」
と勘違い!
摂取したエネルギーをどんどん体に溜め込もうと頑張ってしまい、いわゆる
「燃費のいいクルマ」
になってしまいます。
体ってなんて健気なのでしょう。
また間食など炭水化物や脂質を使った食べ物を減らすのならまだ良いです。
でも、たんぱく質などの栄養もある食べ物も減らしてしまおうとすると、栄養不足になってしまいます。
この現代において、
「見た目は普通の体型なのに、栄養不足の人」
がかなり増えているそうです。
あなたもそのような状態にならないように気をつけてくださいね。
どうしても食事の量を減らすのであれば、栄養補助食品を少しプラスするといいかもしれません。
関連記事栄養豊富でダイエットにも!プロテインパウダーの種類と摂るタイミングは?
まとめ
週末ランニングだけでは、なかなか運動の効果が見えてきません。
「自分は運動を始めたんだ!!!」
と、意識を普段の生活にも活かすことで結果が変わってきます。
ピアノを始めたからといって、習ってる時間だけしかピアノに触れてないのでは、まったく弾けるようにはなりませんね。
それと同じです。
ぜひ、普段の生活でも座る時間を減らして、立ち仕事や家事をする時間を増やしてみてください。
では、楽しいランニングライフを!