女子ランナーが陥りがち!キレイを作れないランニングフォームと、1分で直す方法

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「この走り方であってるのかな?」

「走っているうちに、足が太くなってきたような気がする…!」

キレイになるために走っているのに、ボディラインを崩すフォームになってしまっては意味がありません。

正しいフォームで走らず偏った筋肉だけで走ってしまうと、体が歪んだり、太ももや足首が太くなる原因にもなってしまいます。

正しい姿勢で走れば、体のラインも変わって、どんどん走るのが楽しくなってきますよ。

今回は、女性にありがちな「NGな走り方」を確認の上、正しいフォームで走るためにはどうすればいいのかご紹介していきますね。

NGフォームその1 猫背タイプ

一つ目は、背中が丸まってしまう猫背タイプです。

猫背タイプの人は目線が下を向いてしまっていて前を向いて走っていないため、腰も落ちています。

また、猫背になると胸が垂れやすくなり、つま先から着地するのでふくらはぎが太くなってしまいます。

肩甲骨も動かず、腕も振れていません。

このタイプの人は、肩甲骨周りや背中の筋肉を鍛えるトレーニングをしましょう。

NGフォームその2 反り返りタイプ

ふたつ目は、背中が反り返ってしまうタイプです。

反り返ると足が体よりも極端に前に出ているため、かかとで着地するようになってしまいます。

かかとで着地するとブレーキがかかってしまい早く走ることができません。

また、ブレーキがかかるため太ももを使いすぎ、結果的に太くなってしまいます。

前を向くというよりも斜め上を向いていて、アゴが上がっています。

このタイプは、腹筋が弱いため反り返ってしまっている状態です。

腹筋を鍛えるトレーニングをしてみてください。

NGフォームその3 膝下でチョコチョコ走る

3つめは、ヒザ下でチョコチョコ走るタイプ。

骨盤が動いていないので、足の付け根から大きく足を振り出せていません。

また、膝下の振りだしに頼って走るため、ふくらはぎの筋肉に大きな負荷がかかってしまっています。

もちろん、ふくらはぎが太くなってしまいますよね…。

骨盤の奥にある腸腰筋を鍛えるトレーニングをしてみましょう。

NGフォームその4 重心が傾いている

4つめは、体の筋力が左右でバランスが取れてない人に多いフォームです。

体の軸がまっすぐに中心を通らず偏ってしまっています。

そのため、走ってるうちに左右に振れてきてしまいます。

おへその下の重心を意識し、体の軸をまっすぐにするようなトレーニングを行いましょう。

からだをまっすぐに保った姿勢で片足でスクワットするなどもおすすめです。

NGフォームその5 着地が不安定

5つめは、お腹とお尻の筋肉が弱いため体の軸をまっすぐに保てず、着地の足の足元が不安定になってしまっているフォーム。

また、親指の付け根辺りの母指球に力をかけて蹴り出せていないのも原因の一つです。

足の親指の付け根を意識しながらかかとを上下するなどのトレーニングがおすすめです。

子どもの頃楽しんだ、あの動きで手軽にフォームが直る!

NGフォームは分かったけれど、どうすれば正しいフォームに近づくの?

本来ならばそれぞれのフォームを解決するようなトレーニングをしてもらいたいものですが…調べるだけでも大変ですよね。

そこで、1分でできる綺麗なフォームの治し方を説明します。

  • 走る前に、一度大きく両手を垂直に上げて下ろします。
  • そこからスキップで30メートルほど走ります。
  • 肘を直角に90度に、後ろに引くように心がけてください。

一度スキップをしてから、走り方をランニングのフォームに戻すと、かなり軽く走れるようになってるのに気付くはずです。

さらにフォームが気になる場合は、スマートフォンで撮影してみよう

もし一緒に走る仲間がいる場合は、30メートルほどスマートフォンで走っている姿を撮ってもらうのもいいと思います。

私も、ランニングフォームを仲間に撮影してもらったことがあります。

やはりかかとで着地してブレーキがかかってたり、腰が落ちてたりして、何気にショックでした。

もしランニング中は雨が心配だったり、スマートフォンを持ち歩くのに抵抗があるという人は、使い古したスマートフォンで動画だけを撮影するのもいいと思います。

おそらく、新たな発見があることと思います。

まとめ

せっかく体型が気になってランニングを始めたのに、気になる部分が更に太くなってしまっては意味がありません。

「猫背で走ってしまっているな」

「反り返ってしまってる気がする」

と自分で気づいた場合には、その場でスキップをして、正しいフォームを思い出すようにしましょう。

ランニングのレース中なども、徐々に疲れてきて、気がつくとNGフォームになっている可能性が高いです。

そんな時にフォームを修正する際にも有効ですよ。

早めに、プロのフォーム診断を受けるのも手ですね!

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では、楽しいランニングライフを!