「ランニングの時は、かかと着地って言われたんだけど…」
「最近流行りのフォアフットってどんな着地方法?」
ランニングフォームって、奥が深いですよね〜!
ただ、足と手を動かすだけなのに、少し本格的に走りたいとなったらフォームも気になるところです。
アラフォーなら、体育の時間は「かかと着地で走れ」と教えられたかもしれませんね。
しかし、かかと着地はもう古い常識のようで、現在はつま先着地がランナーの新しい常識になりつつあるようです。
今回の記事では、
- かかと着地がランニングに向かない理由
- つま先着地のメリットと方法
についてご紹介します。
かかと着地はなんと…ブレーキの役割を果たしてる?!
ランニングをするとき、かかと着地で走ると良いと教えられた方も多いと思います。
しかし、かかと着地はランニングには不向きな着地方法だということがわかっています。
試しに、歩いている時でよいので意識しながらゆっくりかかと着地をしてみてください。
かかとで足にブレーキがかかり、減速しませんか?
ランニング時にかかと着地してしまうと、毎回足にブレーキがかかったようになり、ムダなエネルギーを消耗してしまいます。
また、かかと着地したことで腰が落ち、フォームが崩れてしまうのです。
私もミズノのランニングフォーム診断でかかと着地を指摘されました。
関連記事5分でフォームが見違える!ラン初心者こそミズノのF.O.R.M.診断を!
女子ランナーにイタいのが、かかと着地による体型の崩れ。
かかと着地をしてしまうと、前太ももに力が入るようになり、筋肉が発達し太くなってしまいます。
また、かかとで着地をすると、つま先まで着地する際に足首を使います。
そのため、足首周りが太くなってしまうのです。
走って足が太くなるのは避けたいところです!
つま先着地、フォアフットとは?
では、最近スロージョギングを始め、話題のフォアフット走法とはどんなものなのでしょう。
ランナーなら、一度は読んでおきたい「Born to run」という書籍があります。
太古の昔、人間が瞬発力よりも持久力を使って野生動物を追い詰めていったことがわかります。
また、一日中でも走っていられる先住民族は、裸足で駆け回るのは慣れており、その走り方がフォアフット走法なのだそうです。
フォアフットと言っても、足のつま先に力をかけるのではなく、足の指の付け根の膨らんでいる部分を意識して着地してみてください。
多くの人は、フォアフット走法に変えたときにふくらはぎが痛くなるようですが、徐々に慣れてくるとかなり体が軽くなったように感じ、走りやすくなるようです。
また、フォアフット走法によりお尻と後ろ太もものハムストリングが発達するため、ヒップアップの効果がありますよ!
これは、嬉しい効果ですね♪
まとめ
走るのは誰でもできるだけに、しっかり走るとなると気をつけなければいけない点が結構あります。
ランニングを始めたら、着地の際に
- かかと着地をしない
- 足の先(といっても、足の付け根の膨らんだ部分)の着地を心がける
ようにしてみてくださいね。
私も、かかと着地を直したところ、羽が生えたように走りやすくなりましたよ。
では、楽しいランニングライフを!