「ランニングも、モデルウォークみたいに一本の軸で走るべき?」
「ランニングするためのウォーキングのコツは?」
ランニングの足の動かし方や手の振り方についてのレクチャーは、どこでも見かけますね。
ただ、足をどんな幅で置いていくのか、そういった情報はなかなか載っていません。
女性であれば、
「美しく見せるためには、ランウェイを歩くように一本のレールを意識して歩きなさい」
というアドバイスを聞いたことがあると思います。
ランナー向けのウォーキングは、モデルウォークのように歩くのはおすすめできません。
今回は、ランニングにつなげるためのウォーキングで意識するべきことをご紹介します。
ウォーキングをランニングにつなげるコツは?
ランニングの練習にウォーキングを取り入れてるランナーは結構多いです。
「正しいウォーキングが出来ない人は、正しいランニングができない」
と言っても過言ではありません。
ウォーキングでは足や手の動作がゆっくりになるため、力の入れ方や動き方が正しいかどうか確認することができます。
たとえば、
「4キロ程度をランニングとウォーキングを1キロごとに交互に行う」
ことで、ランニングの動きをそのままウォーキングにつなげたり、また逆に自然な形でランニングできるようになります。
ランナーのウォーキングは1軸?2軸?
女性らしく見せたいのであれば、一本の直線の上に足をのせていく、「1軸のウォーキング」が腰をひねる動きを入れる方が良いかもしれません。
しかし、ランニングにつなげる動きであれば二本の直線を意識した2軸で歩くことを意識してください。
2軸で歩くメリットは、体の安定性が増すことで、体幹を利用できること。
1軸で歩いてしまうと、足を前に出すたびに体幹がねじれてしまい、身体全体がふらついてしまいます。
それらをカバーするために、余計なエネルギーが使われてしまうのです。
ランナーがウォーキングする際の、2軸を意識した動きとは?
2軸を意識した歩きをするには、
床に50センチ幅のテープを貼り、その中をはみ出さないようにして歩くこと。
目線は前、背筋を伸ばして骨盤を前傾させ、猫背にならないようにしましょう。
一本のテープよりも、安定して歩けるのがわかると思います。
スキー板に例えると、それぞれの板をある程度の幅で歩く方が前に進み安定します。
もし、スキー板で一本の線上を歩こうとしたら、歩けませんよね。
普段から1軸で歩きがちな人が気をつけること
普段から1軸で歩きがちな人に見られるのは、外反母趾です。
1軸を意識して足を前に出すと、足の内側に力が入ってしまいます。
結果的に、親指の下側、母指球の周辺に過剰な負担をかけていることになります。
2軸で歩けるようにするためには、
「鏡の前に50cm幅のテープを貼って、足踏みする練習を行う」
ことで外反母趾を食い止めることができますので試してみてください。
まとめ
美しく見せるためと、健康的に走るためのウォーキングって全然違うんですね!
- 自分の歩き方はちゃんと2軸になっているか?
- 50センチ幅を保って歩けているか?
- 猫背になっていないか?
チェックしてみてください。
私も、外反母趾にならないよう2軸を意識したウォーキングを取り入れてみたいと思います。
では、楽しいランニングライフを!