「コンプレッションウェアは用途によって選び方が違うの?」
「いいかげんなウェアで故障するのは勘弁なんだけど…」
アラフォーにもなると体の節々が痛くなってきたりして、「四十肩」なんて言葉もあるくらいです。
ランニングの知識がないまま普通のTシャツや短パンでランニングを始めてしまうと、予期しなかった痛みが出てくることもあります。
ここではそういった痛みを避けるために必要な「コンプレッションウェア」や「サポーター」について考えてみましょう。
今回の記事では、
- 固定タイプのコンプレッションウェアの選び方
- 日常使いにもオススメ、リカバリータイプのウェア
- 違和感を覚えたら、サポーター着用!
についてご紹介します。
固定タイプのコンプレッションウェアの選び方
コンプレッションウェアは、上半身下半身をサポートするタイプのものからふくらはぎやヒザをピンポイントにサポートするものなど、様々なタイプのものがあります。
どのメーカーも、コンプレッションタイツはおおむね
- 速乾性
- 吸汗性
- 通気性
- UV カット
といった機能を持っています。
どれを選んだら良いのか、迷ってしまいますよね…!
では、どんなところに注意して選べばよいのでしょうか?
まずはサポート力と形状です。
自分がどの部位に対してサポートしてもらいたいのか、今一度よく考えましょう。
例えば、一番人気の下半身のタイツのサポート性能が発揮されるのは股関節やヒザ、関節の部分です。
腰周りや股関節が安定すると、
- 足を引き上げやすくなる
- 体を前に出しやすくなる
など、走りの安定性が増します。
また、痛みの出やすい部分としてヒザや腸脛靭帯がありますが、固定することで故障のリスクが減るでしょう。
初心者が最重視したいのは、やはりヒザの安定です。
ヒザが足の内側に入ってしまったりと、初心者は膝をかなり痛めやすいのです。
コンプレッションウェアで膝関節を安定させると、安心感がかなり違ってきます。
また、コンプレッションウェアには上半身用もあるのを知ってましたか?
上半身も肩甲骨周りなどに意外と痛みが発生してくるものです。
タイツをはいたら、シャツもコンプレッションタイプにしてみるとよりサポート感が増すでしょう。
コンプレッションウェアは着心地に余裕がある状態では効果が発揮されません。
自分の体型に合ったもの購入します。はじめに買うときには必ず試着しましょう。
リピート買いをする際には、Amazonで定価よりもかなりお安く買うことができますよ。
日常使いにもオススメ、リカバリータイプのウェア
リカバリータイプのものは、固定タイプのものよりも締め付けの強さは弱めです。
筋肉に適度な圧をかけることで血行促進を探し、疲労回復を促すことを目的として設計されています。
そのため、レース後やトレーニング後に着用するのがお勧めです。
また、日常の活動の際も着用すると、疲労回復効果が期待できます。
日常の活動も、歩いたり階段の昇り降りをしたりと意外と疲労がたまるものです。
日常の疲労がたまった状態でランニングをしてしまうと、故障の原因にもなりかねません。
固定タイプのコンプレッションウェア以外にも、日常で使えるリカバリタイプのコンプレッションウエアを一つ用意しておくと良いでしょう。
違和感を覚えたら、サポーター着用!
サポーターは予防目的のコンプレッションウェアとは異なり、関節や筋肉を固定してすでにある痛みを緩和するアイテムです。
そのため、膝や足首といった不安定になりやすい部分に特化した製品が多いです。
膝のお皿や、腸脛靭帯といったランニングで故障しがちな部分を固定させるものなど、様々なタイプのサポーターが存在します。
サポーターは痛みが出た時や、ちょっと違和感を持ったときに着用することが大事です。
コンプレッションタイツよりもしっかり固定するので、血流が圧迫されることもあるため長時間の使用は厳禁です!
着用する時に、
- お皿の位置がずれる
- 上下逆さまに着用する
などしてしまうと、効果が薄れるどころか更に痛みが増してしまいます。
説明書をよく読んでから、しっかりと取り付けてください。
膝をサポートするものでも、お皿をサポートするものは正確につけるのは比較的難しくありません。
しかし、腸脛靭帯のサポーターは事前に練習をしてしておかないと、なかなか正しく着用するのが難しいようです。
まとめ
固定のコンプレッションタイツや膝用のサポーターはすでに持っていて重宝しています。
今回調べてみて、上半身のコンプレッションウェアや、日常使いにおすすめのリカバリータイプのコンプレッションウェアなどがあることを知りました。
日常使いにもOKということで、今度疲労回復に役立つリカバリータイプのコンプレッションタイツをチェックしてみようと思っています。
日常の疲労を持ち越したまま、ランニングの練習に入ることは避けたいですからね…!
では、楽しいランニングライフを!