「週末だけのジョギングで、本当にフルマラソン走れるの?」
「フルマラソン初心者の平均タイムはどのくらい?」
週末のジョギングだけで…完走できましたよ!アラフォー初心者のフルマラソン!!!
ウォーキングから始めて、2シーズン目になんとか達成できました。
運動オンチのアラフォーでも、コツコツ続ければできるんだ!!!
大人になってから取り組んだ趣味で、「唯一、達成感が感じられた」趣味かもしれません。
子どもを3人産んで、35歳過ぎからでも全然間に合います。
あなたも自信と引き締まった体を手に入れてみませんか?
以下の記事を読むと、週末だけランナーがどのようにフルマラソンを完走したか理解できるはずです。
では、どうぞ!
目次
にわか週末ランナーによる、初フルマラソン体験記
いよいよフルマラソンが始まります。
はじめてのフルマラソンは、マラソンシーズン最後の4月中旬に行われたかすみがうらマラソンでした。
4月のかすみがうらマラソン、雨の中出走!
完走までの予想タイムでぎっしりと並んでおり、後ろの方だったので、スタート5分前までトイレに並んでいました。
直前までトイレには行っておいたほうが良いですよー。
実際には、号砲から10分後にスタート地点を踏みました。
スタートまでの当日準備についての記事はこちら。
関連記事タイムが30分短縮!フルマラソン初心者が当日朝とるべき5つの行動と実際のレポート
雨のため、ランナーの皆さん、雨よけのためカッパやゴミ袋をかぶっています。
まず、目に飛び込んでくるのは陸橋!!!上り坂をいきなり?!
アユが川を登ってるみたいです。
この陸橋以降はアップダウンはほとんどありませんでした。走りやすいコースだといえるでしょう。
目標は、1キロ6分50秒を刻み続けること!
とにかく、GPSつき腕時計のガーミンとにらめっこしながら、目標コースタイムにしているサブ5を狙える「キロ6分50秒」をひたすら刻めば良い。
もし余裕があれば、35km頃からスピードアップ出来たら嬉しいな…。
5km地点から、2,5kmごとに給水がありますので、脱水しないように、喉が乾いていなくても必ず飲むようにします。
あと、BCAAや糖質エネルギーの補給をレースペース表を見ながら、あらかじめ決めておいた地点で行います。
10km地点で、早くもお腹が空く感覚が!出発前のエネルギー補給が足りなかったか…。
20kmまでは問題なく、希望しているタイムをひたすら刻んでいました!
中間地点からペースが落ちる!
中間地点をすぎた頃、ペースをゆっくりにした気全く無いのに、ふとガーミンをみる1キロあたりのペースが7分を超えています。
7分を超えると、次の1km表示までかなり遠く感じてきました。
頭、呼吸は全然大丈夫だけれど、疲労感で足が動かなくなってきました。
給水はひたすら水か、スポーツドリンク。
口の中が非常に甘ったるく、サプリや液状のエネルギーに飽きてきました。
給水所にバナナが半分に切られて置いてあり、つい手が伸びます。
おにぎりがあったら絶対に食べてるなぁ、と思うくらい固形物が食べたいです。
所々、応援して下さる方がいて「頑張ってゴール地点まで行こう!」と励まされます。
後半で嬉しすぎ!私設エイドが充実!
25km地点あたりで、民家の軒先でキュウリの漬物、梅干し…暖かいお茶を頂き、元気が出ました!
29km前後で民家の軒先に十数本置かれているコールドスプレーも足に効いた!
これは本当に嬉しい。嬉しすぎる。
民家の方、グッジョブ!です。
本によると、35kmから歩いている人がほとんどで沢山抜けますよとありましたが…全然いませんでした。
やはりベテランさんが多いから?初心者ランナーは雨で棄権しているのかもしれません。
皆さん、黙々と前を向き走っています。
サブ5に向かって走れ!なんとかゴール!
タイムを計算してみると、なんと私の前後がサブ5のライン。
みな、サブ5に向けて全力で走っている!
サブ5仲間と並走しながら、マラソンって決して一人で走っているわけではないのだと感じました。
なんだかウルウル。
最後ペース上げて…は、ムリでした。残念。
40km地点あたりでやっと雨が止みました。
ずっとかぶってきたカッパを給水所で捨てて、なんとかゼッケンが見える状態でゴール!
なんとかサブ5を達成しましたが、給水でもほぼ立ち止まらず、トイレも行かずのカツカツサブ5です。
ネットタイムは4時間58分でした!!!
アラフォー女性の平均的なタイムと言えると思います。
友人の間では、大体4時間30分から5時間30分くらいが平均の幅でしょうか。
距離が伸びただけ、かなり差が出てきてしまいます。
トイレに行って、なおかつ余裕で走る人たちってもっと速く走っているのですよね。
かすみがうらマラソンは、ザ・田舎道を走るマラソンだからか、男性は途中竹やぶなど山林があると立ちションタイムの方がチラホラ…それ、マナー悪いよね…?
友人は、トイレに行ったことで20分のロスがありました。コンビニはズラーっと20人近く列が続いていました。
仕方なく、コンビニではなくパチンコでトイレを借りていました。そちらはとても空いていたそうです。
東京マラソンも、トイレを借りるならコンビニじゃなくてクルマのディーラーがいいわよ、とその友人。
本を読むと、よく35km地点からカラダが重くなって走れなくなるとありますが、私の場合は中間地点あたりからがとてもつらかったです。
ハーフマラソン以降がなかなか未知の世界になりますね。
練習でフルマラソンの距離を走る必要はないと言われています。
多くの初心者ランナーは、120分から150分走るくらいでフルマラソンを迎えており、未知の世界でどうなってしまうのか本当にわかりません。
結構ハーフマラソンを早く走れる友人が初フルマラソンに参加したところ、25km地点から足が動かなくなり、歩いて完走したという話も聞きました。
未知の世界で自分の体がどうなるのか、ある意味楽しみですね!
家に帰るまでがマラソンです!出発から帰宅まで11時間。
完走後はカラダがゾンビ状態で、着替えにもかなり時間がかかりました。
駅を歩いているランナーたちも、下り階段は手すりが欠かせないようでした。
完走直後からゾンビ状態になるなんて…フルマラソン恐るべし!!!
土浦駅周辺には観光スポットが見当たらず。
帰りに駅前のフードコートでうどんを頂いて常磐線に乗り込みました。
5時間雨ざらし。よくそんな状態をがまんしましたね。カラダが温まりました!周囲のランナーはほぼビール片手でした。
ラッキーなことにどの電車も座れ、家についたのは19時でした。
いやー、本当に疲れました!!!
参加記念品のTシャツ。かすみがうら特産、れんこんめんも頂きました。
名前は「かすみがうらマラソン」ですが、意外なことに、霞ヶ浦を見ながら走ることはありませんでした。
ひたすら全国共通田舎道をひたすら走る!
ちょっと残念ですが、「堤防沿いは風が強い時大変なのでは?」と旦那から。なるほど。
フルマラソンを完走後の負傷についての報告です!
足のテーピングに当たって水ぶくれが一つ、右足の薬指に血豆が1つできていました。
これくらいならまだケガは少ない方でしょうか。ケガの程度によっては、走ることもままならなくなってしまいます。
やはり事前に120分は走っておかないと、足が摩擦でどうなるかわかりません。必ず走るようにしてくださいね。
まとめ
振り返ると、練習が足りないまま参加してしまったことを後悔しました。
仕事が忙しすぎて、20kmも走ってないですから…。
もし出るなら3月の方がまだ余裕がありそう。
週末だけでもサブ5達成できました!
が、もしサブ4なんかを目標にしてしまったら週末ランニングだけでは絶対にムリでしょう。
サブ4と引き換えに、体の故障も引き受けてしまいそうです。
それは望んでいないので、今のような「ゆるランニング」でいいと思っています。
距離が稼げない場合、負荷トレーニングを入れるのも良さそうです。
とりあえず、フルマラソンは当分いいかもです…。
おまけ:RUN KEEPERのフルマラソンラップ表
全体をならすと、7:05ペースで走ったことになります。
km ラップ
1~10kmまでは、丁寧に6分台を刻んでいます。
1 7:04
2 6:48
3 6:52
4 6:43
5 6:54
6 6:47
7 6:37
8 6:47
9 6:41
10 6:50
11~20キロまでは、給水でしょうか?少し7分を超えている地点もありながらも頑張っていますね。ハーフマラソンまでの距離まではなんとかなっています。
11 6:44
12 6:42
13 6:47
14 6:45
15 6:43
16 7:17
17 7:10
18 7:05
19 6:51
20 6:51
中間地点を越えた頃から、キロ7分を超えてしまっています。たった30秒でも、距離が遠く感じるものなんですね。
21 7:16
22 6:41
23 7:10
24 7:07
25 7:04
26 7:03
27 7:22
28 7:05
29 7:25
30 7:34
魔の35キロ地点も関係なく頑張っています。40キロ辺りからペースをあげていますね。コールドスプレーが効いたのかも?!
31 7:36
32 7:10
33 7:20
34 7:03
35 7:07
36 7:14
37 6:38
38 7:16
39 7:06
40 6:43
最後、少しペースをあげていました。このくらい淡々と走るのが人生でも大切なのかもと教えられます笑。
41 6:41
42 6:14
43 6:40
スタートまでの当日準備についての記事はこちら。
関連記事タイムが30分短縮!フルマラソン初心者が当日朝とるべき5つの行動と実際のレポート
では、楽しいランニングライフを!