「おなかの脂肪を燃やしたい!」
「まだランニングできないけど、効果的なウォーキングの方法はある?」
1日30分で、お腹からやせるいい運動がありますよ。
面倒な腹筋をする時間をわざわざ作らなくても大丈夫です。
今回の記事では、
- おなかインアウト歩きの効果
- おなかインアウト歩きの方法
- おなかインアウト歩きに慣れてきたら
についてご紹介します。
おなかインアウト歩きの効果
お腹インアウト歩きとは、川村内科診療所所長の川村先生が考案した、「ダイエットに向いている歩き方」の一つです。
ある日、太った子どもがテレビでお腹を出したり引っ込めたりしているのを見て、この運動を毎日行うことで腹筋の代わりになるのではないかと閃いたそうです。
川村先生が実際に1日30分から40分お腹インアウト歩きを行ってみたところ、3ヶ月で体重が10キロ減り、ウエスト周りも17センチも減ったそうです。
また、4年だっても一度もリバウンドしていないとのこと。
確かに普段の動きにお腹インアウトという動きを加えるだけなので、手軽に続けられそうです!
また、他にもお腹インアウト歩きを行うことで、
- 便秘の解消
- 腰痛の改善
- 姿勢美人になる
といった効果があります。
お腹を引っ込めたり出したりすることで腸に刺激を与えることができ、便秘を解消する効果が期待できます。
また、普段使われない筋肉や背骨周りの筋肉などが使われていますので、姿勢を保ちつつ、腰痛改善の効果が期待できます。
お腹インアウト歩きは、猫背で歩くことが難しく肩甲骨を寄せて歩くことで、美しい立ち姿やプロポーションを保つことができます。
お腹の脂肪を燃やすには、ウォーキングくらいゆっくりな動きが良いのです。
激しい運動では先に糖質が消費されます。
ゆっくりとした運動では糖質よりも脂肪が消費されますので、ハードな腹筋運動よりも効果が期待できます。
常にお腹インアウト歩きをしていると、運動してるお腹周りには脂肪がつきにくくもなってくるのです。
おなかインアウト歩きの方法
お腹インアウト歩きのやり方は簡単です。
歩きながらお腹を引っ込めたり膨らませたりするだけです。
せっかく歩いてるのだから、お腹を膨らませたりへこませたりしないと損であるという考えを元にして、歩いたときは常にお腹を意識して歩いてみるようにしましょう。
より具体的なやり方は、以下のとおりです。
- まず、上半身の肩甲骨を中央に寄せる感じて姿勢よく歩きます。
- 足の歩幅や歩き方は、足の間に握りこぶしが一つ入るくらいが良いでしょう。
- 腹筋に力を入れながらお腹を引っ込ませます。
- 脇をしめながら、腕を直角に、元気よく振るようにします。
- 次に足を踏み出した時に、腹筋に力を入れてできる限りお腹を膨らませます。
- お腹全体が前に出ている感じを意識しましょう。
- もう一歩足を踏み出した時にはまた、お腹をへこませます。
- へこませる時にお腹の反動ではなく腹筋を使ってへこませることを意識しましょう。
おなかインアウト歩きに慣れてきたら
自分が行っているお腹インアウト歩きが正しいかどうか気になる人は、お風呂でお腹インアウト歩きを実践してみましょう。
- 湯船に入った時に体育座りのような姿勢になり、手を後ろについて体を支えるようにします。
- 普通に呼吸をしながらお腹を引っ込ませたり膨らませたしてみましょう。
- この時、お腹の動きがうまくできているとお風呂に波が立ちます。
お腹インアウト歩きでは、背筋を伸ばしていないとうまくできないので猫背も治ってきます。
また、一歩踏み出すごとにお腹を出したり引っ込めたりするのは苦しいという人は、
「1,2歩でお腹を出して、3,4歩でお腹を引っ込める」
など、自分の体調に合わせたお腹インアウト歩き試してみてください。
まとめ
ウォーキング一つとっても、歩き方などなかなか奥深いことが調べてみてわかりました。
また、今回紹介したお腹インアウト歩きのように普段のウォーキングにひと手間加えるだけでダイエットに効果的な運動にもなってきます。
ダイエットだけでなく腹筋を鍛えることにもなります。
実際に、ウォーキングの際にお腹インアウト歩きを取り組んでみましたが、これが思ったよりツラい!
一歩ごとにお腹をへこませるのは初めは無理だと思います。
普段ランニングをしている人でも、通勤の際にこのお腹インアウト歩きを行うことで自然と腹筋が体についてきて、走るときのフォームにも良い影響を及ぼすに違いありません。
あなたの普段のトレーニングメニューにこのお腹インアウト歩きを加えてみてはいかがでしょうか?
では、楽しいランニングライフを!