ワイン!ぶどう!温泉!甲州フルーツマラソン10キロぶどう郷コースを全力で楽しむ方法

「坂道の多いマラソンはどんな風に走ればいいの?」

「甲州フルーツマラソンの様子とお楽しみを知りたい!」

今シーズンのスタートは甲州フルーツマラソン大会でした坂道が多く、アップダウンがあるなかなかハードなコースです。

それでも10キロコースは1時間ちょっとで完走でき、なかなか楽しめました。

出店などもあり、飽きさせない工夫がたくさん!

今回の記事では、

  • スタートの号砲までにすべきこと
  • 甲州フルーツマラソン10キロを完走するためのコツ
  • 走った後のお楽しみ
  • 家族連れで訪れた際のレジャースポット

をご紹介したいと思います。

申込時の注意・移動についてはこちら>>>準備からマラソンは始まってる!甲州フルーツマラソン申込時に気をつけること、攻略法

スタートまでにすべきこと

事前に届く封筒に入っているのは、参加証と参加要項、昼食券のみです。

規定の時間までに受付に行き、ゼッケンをもらいましょう。

参加証には提出物として健康保険証のコピーと書いてあり、あわてて近所のコンビニでコピーしましたが提出の必要はありませんでした。

ゼッケンに計測チップがくっついています。

一般的に、チップは靴につけるタイプが多いので、ゼッケンと一体だと取り外しがラクだと感じました。

貴重品を預けよう!

多くのマラソンの大会は、荷物を体育館や更衣室にそのまま置いて出発します。

今回の大会でも、会場である校庭にレジャーシートを敷いて置いていくか、体育館に荷物を置いて出発するかどちらかを選ばなければなりません。

貴重品だけは、A 4サイズの封筒に入る分だけ預けることができます。

私も、お財布やカメラ、タブレットなど電子機器を預けました。

ちなみに、女子と男子それぞれに分かれた更衣室は見当たりませんでした。

予めランニングウェアを着てから参加するのがおすすめです。

カラダがほぐれる!コンディショニングケアコーナー

この大会ではコンディショニングケアコーナーが市民体育館の奥にあり、そちらで出走前に10分程のマッサージを受けることができます。

すいていたので、コレはチャンス!とお願いすることにしました。

前日はできれば足を休めたいところですが…子どもの用事で色々と動き回ってたため、足を中心にマッサージして頂きました。

「足がパンパンに張ってますね!立ち仕事が多いのですか?」

と言われました。

毎日ストレッチボードを使っているため、足首だけはとても柔らかいと褒められました。

ちゃんとしたマッサージ台があり、プロの整体師さんがいらっしゃるのでおすすめですよ~!

女性の参加者が増えて…トイレ問題

最近は女性ランナーも増え、トイレ問題がなかなか深刻になってきました。

早めに済ませると直前に行きたくなったり、直前過ぎるとスタートに間に合わないこともあります。

私たちも、スタートの30分ほど前にお手洗いに行こうとしたら屋外の仮設トイレの列がかなり伸びていてびっくりしました。

10キロのぶどう郷コースは、スタート地点まで会場からから10分ほど歩きます。

早めに行かないと、列の後ろになってしまいます!

しかもスタート時に個別のタイムを測るようにはなっていないため、スタートの号砲から数えたタイムになってしまいます。

私も前の方には行けず、1分ほど遅れてスタートしたのでタイムが少々遅れてしまいました。

5キロまでは上り坂

ぶどう郷コースの場合、勝沼ぶどう郷駅を超える地点までは登ったり下ったり、また登ったりと標高差で150mほどのアップダウンがあります。

これがかなり辛い!

坂道を歩いてしまう人もいました。

逆にそれだけ下り坂も多いので、下り坂でスピードは出すぎてしまい膝がガクガクしてしまうこともありました。

下り坂ではブレーキがかかってしまうので、前の太ももをかなり使ってしまったようで翌日以降の筋肉痛に響きました。

5キロ過ぎたあたりから下り坂と平坦な道が目の前に開けてきます。

最後の一本道が、疲れた足にさらに追い打ちをかけるようなゆるやかな上りで辛いです。

さらに、ゴール前にダメ押しの上り坂が!

ラストスパートするまでには至りませんでした…残念!

給水と給食

ぶどう郷コースでは、10キロのうち給水所が3ヶ所ほどあります。

途中大体3キロ地点、6キロ地点、8キロ地点くらいにあったように記憶してます。

スポーツドリンクは2ヶ所目の給水所にしかありません。

1ヶ所目は水のみ、2カ所目は水とスポーツドリンクと梅干、3ヶ所目は水と飴が配られていました。

途中走ってる時、梅干などの酸っぱいものがあると塩分が補給された気がして大変助かりました。

10キロレースであれば、スマートフォンはパンツのポケットに入れれば十分かもしれません。

ウエストポーチは不要だと感じました。

完走後、水とワインとぶどうジュースとぶどう

ゴールした後は完走記録票をもらい、参加賞のワインをいただきました!

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この参加賞のワインは、地元のワイン蔵で作られているもので、それぞれワインの種類が違うそうです。

また、水以外にもぶどうジュース、ワイン、ぶどうの無料サービスがあります。

コースタイムは、1時間3分でした。

上り坂は7分近く、フラットまたは下り坂は5分台で走るというかなりばらつきのあるレースとなりました。

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1キロあたりのラップが取れるランニングウォッチが大活躍しました。

景色で自分の速度をはかるのが難しい方は、ご自身のスピード管理のために一つ持っていて損はないですよ。

>>>初心者ランナーがランニングウォッチの購入時に最低限チェックするべき8つのポイント

出店、ぶどう農家の販売!

会場の中学校のグラウンドでは、スポーツ用品や焼きそばなどの軽食、ワインの試飲と販売…出店がたくさん並んでいます。

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なかなかの賑わいですね!

今回、中学生が食べている牛肉の串が妙に気になって販売の列に並んでしまいました。

ボリュームたっぷり!しかし、なかなか噛みごたえのあるお肉でした。

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近所にはブドウ農家がたくさんあり、帰りに寄って買っていくと良いでしょう。

私は、勤労体育館近くの1ケース500円の数種類のぶどう詰め合わせを購入して帰りました!

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お弁当ゲット!

この大会は、なぜか参加者にお弁当が配られます。

セブンイレブンのコンビニおにぎりと唐揚げ玉子焼きのセットでした。

コップの麦茶も無料で配られます。

会場の周辺は11時半頃まで交通規制が敷かれており、なかなか外で食べることは難しいので大変助かりました。

表彰式、抽選コーナー

走った後は、1位から8位までの優勝者の表彰式と抽選コーナーがあります。

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女性、10キロの部優勝者は46分でした。

男子10代の部では、34分ほどで走ったツワモノもいます!

私の5キロマラソンのタイムです…。

抽選会では季節の果物、ぶどうの丘でのバーベキューの招待券が商品になっていました。

やはり2500人から選ばれるのははなかなか厳しいですね。

帰り道のバス

会場から勝沼ぶどう郷駅までは4kmとかなり距離があり、徒歩で帰るのはなかなか大変!

会場近くのシャトレーゼ駐車場から送迎バスが出ています。

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周辺の道路はマラソンによって、道路によっては13時頃までとかなりの時間交通規制が行われます。

家族にお迎えを頼んでいる人は気をつけてくださいね。

温泉に入るには?

甲州市内の温泉は3ヶ所あり、ランナーは半額の割引価格で入浴することができます。

>>>甲州市・日帰り温泉

会場から一番近いのは勝沼ぶどう郷駅から約2キロのところにある天空の湯です。

今回一緒に走った知人は、勝沼ぶどう郷駅からタクシーで天空の湯に行くことがあると言っていました。

しかし、交通規制はあるため、なかなかタクシーが捕まらないこともあります。

マラソンの後にまた駅から往復4キロの道のりを歩くのは結構大変そうです。

我が家は天空の湯ではなく、会場から車で20分ほどのところにある「やまと天目山温泉」に入ることにしました。

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なかなか山奥です。

こちらはかなり強アルカリの湯で、入浴した途端皮膚がヌルヌルに!

風呂上がりには、お肌がつやつやです~!!

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お食事どころからの眺め。露天風呂もこんな風に緑がたくさん見られますよ。

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ラーメン500円、とんかつ定食1,000円と、なかなかリーズナブルでした!

待っている家族のレジャー・桔梗屋詰め放題

今回、申込時に駐車券も取っていなかったので、家族は別の場所で時間をつぶすことを余儀なくされました。

「信玄餅の工場で信玄餅の詰め放題に参加してみたら?早朝なら間に合うみたいよ!」

と提案したところ、マラソン会場から車で12分程度のところにあるということで実際に行ってみてくれました。

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7:30にマラソン会場を出たものの、着いた時にもらった整理券は190番だったそうです。

結局、詰め放題にありつけたのが大体お昼の12時頃だったとのこと…!

それまで、アウトレットで時間をつぶしたり工場見学をしたり、近所の公園で遊んで楽しんでいたと聞きました。

詰め放題の信玄餅は1人220円、ビニールに詰め放題!

最高22個程度入れることができるそうですが、我が家は4人で43個にとどまりました。

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この信玄餅は賞味期限が当日中ということで、その日のうちにいくつか食べましたが食べきれることはなく…冷凍庫で保存することにしました。

>>>桔梗屋・グリーンアウトレット1/2

せっかく、有名な大菩薩峠に近いのだからついでに行ってみるのもいいかなとも考えましたが、1200m の高低差をひたすら片道上るという大菩薩コースが開催中。

大菩薩峠には交通規制がほぼ一日中履いてると思っていた方が良いと思います。

まとめ

思いのほか楽しめた甲州フルーツマラソンでした!

今回で第7回目とまだ歴史の浅い大会ではありますが、完走者にぶどうがふるまわれたり、ワインの試飲があったりと、町をあげての大イベントになっているようです。

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10キロコースは地元の中学生や高校生も参戦。

途中で坂道をトボトボ歩いてる姿が見られ、地元の子でもなかなか走り続けるのは難しいコースっぽいようでした。

来年もおそらく10月中旬に開催されると思います。

ぜひ、今から参加したいレースの候補に入れてみてはいかがでしょうか?

申込時の注意・移動についてはこちら>>>準備からマラソンは始まってる!甲州フルーツマラソン申込時に気をつけること、攻略法

では、楽しいランニングライフを!