「トレッドミルとロード、走る時の違いは?」
「トレッドミルで走るときに注意することは?」
トレッドミルとは、いわゆるルームランナーや、ランニングマシンのことです。
走る時に路面が動いて、それに合わせて足を動かしていくというものです。
時速設定ができ、自分が走りたい速さに合わせて走るトレーニングもできます。
現在ではいろいろな機能が揃った家庭用トレッドミルも販売されています。
今回の記事では、
- トレッドミルと、路上での状態の違い
- トレッドミルで走るときに注意すべきこと、ポイント
についてご紹介します。
トレッドミルと路上(ロード)との違い
トレッドミルと路上(ロード)との一番の違いは、やはり路面が動くかどうかということです。
正しいランニングフォームの基本はどちらも同じで、
「腰の位置を高く保ったフォーム」
が大切です。
路上を走るときは地面が動かないので、私たちは着地時に地面の反発力を受け、それを利用して前進しています。
しかし、トレッドミルは地面はどんどん流れていくため、地面の反発力を使わなくても走れてしまうことが大きな違いです。
そのためトレッドミルでは多少フォームが崩れていてもどんどん前へ走れてしまいます。
間違ったフォームのまま走り続けないように注意しましょう。
トレッドミルで走る際に気をつけること
トレッドミルは、スピードの出しすぎもフォームの崩れを招いてしまいます。
フォームを崩さず快適にトレッドミルを走るためには以下のようなことに気をつけてください。
★スピードを上げすぎない
時速8キロ程度でとどめておきましょう。だいたい1キロを7分程度で走るぐらいの速さです。
★目線はまっすぐ!顔を下げない
もし、タブレットや動画の画面を見ながら走るとしても、目線は下げずに目の下の方に画面が来るくらいにした方が良いでしょう。
★肘は後ろへ大きく引き、肩甲骨を大きく動かす
普段、路上で走る時と同じように肘を90度、直角に保ちましょう。
★骨盤から足を動かし、膝下でちょこちょこ走らない
いわゆるランニングのNGフォームです。ふくらはぎが太くなっちゃいますよ。
★足はしっかり着地。母子球といわれる親指の付け根あたりの筋肉を意識して踏み出す
しっかり着地しなくても反発力が必要ないため走れてしまいます。
親指の付け根と、5本指が着地しているという意識を持ちましょう。
トレッドミルで走る人にありがちなNGフォーム
NGフォームを2つご紹介します。
スピードの出し過ぎで体が前傾し足が後ろに取られてしまっているフォーム。
横から見ると、焦ってトレッドミルに乗っているように見えますし、トレッドミルの真ん中ではなく前方で走っていることが多いようです。
膝や腰への負担も大きいです。
もう一つありがちなのは、着地時に足の前に骨盤がこない、いわゆる腰が落ちてしまっているフォームです。
膝下だけを動かして走ってるのでエネルギーの消費も少なくなってしまいます。
キレイになるランニングフォームには程遠い!
一方は頑張りすぎて歩幅が大きく、スピードの出し過ぎ。
もう一方は、頑張らなくても走れてしまうため、フォームが小さくなってしまっている状態です。
どちらもトレッドミルにありがちな走りですので注意しましょう。
まとめ
トレッドミルも、上手に活用すれば路上と同じように走ることもできます。
むしろ、季節によっては路上よりも快適かも!
ランニングのシーズンは冬なので、夏はなかなか走る気が起きません。
そんな時でもジムに行けば涼しくトレッドミルで快適に走ることができます。
最近では家庭用のトレッドミルもあるので置くスペースがあるようであれば家がジム代わりになっていいですね。
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では、楽しいランニングライフを!