「ランニングをしてみたけれど、なかなか効果が出てこない」
「週1回走ってるのに太ってしまった」
こういった人の場合、多くは日々の生活習慣に問題があるようです。
ランニングでの美容効果を高めるために、まず一番に気をつけてほしいのが食生活です。
残念ながら、どんなに運動してエネルギーを消費したとしても、それを上回るエネルギーを食事で取ってしまっては元も子もありません。
結果的には太ってしまいます。
また、ダイエットと並行してランニングしている人に多いのが、極端に食事の量を減らしてしまい結果的にリバウンドしてしまうこと。
急に体重が落ちると、体が飢餓状態と勘違いしてしまっては、痩せにくい体質になることにもつながります。
今回は、
- ランニングの美容効果を引き出す食事の摂り方
- 走る前と走った後に摂ると効果のある食べ物
についてご紹介します。
とにかくバランスの良い食事をとろう
最近流行の糖質オフや、糖質制限のダイエットではやはりランニングする体を保つことは難しいでしょう。
ランニングをするためにはエネルギーが必要です。
ガソリン補給のない車は、いつかガス欠を起こしてしまいます。
そのうちに、走り続ける気も起こらなくなってくるでしょう。
糖質以外にも、筋肉を作るタンパク質を上手にとりましょう。
筋肉がつけば代謝も良くなり、脂肪も燃焼させやすくなります。
週に1回程度のランニングで、ムキムキに筋肉がつくことはありえませんのでご安心を!
野菜や果物でビタミンを摂るようにしましょう。
特に紫外線でダメージを受けた場合はビタミンC で回復をするようにしてください。
貧血にならないように鉄分も多く摂りましょう。
走る前に食べた方が良いもの
翌朝起きてから何も食べない早朝に走ると痩せるという説もありますが、ほどほどに糖質を摂っておかないとスタミナも切れてしまいます。
消化の良い、エネルギーとなる糖質を含んだもの食べるようにしましょう。
30分程度走る場合には、30分前くらいにチョコレートや飴、栄養補給ゼリー、バナナなどのでんぷんではないブドウ糖や果糖を含んだものを摂るのが望ましいでしょう。
炭水化物の中でもブドウ糖を含むものは消化が早く、すぐにエネルギーに変わってくれます。
逆に1時間以上走る場合には、走っているうちにゆっくりとエネルギーに変わるものを食べておくのは良いでしょう。
消化の関係から、2時間前くらい前にご飯やパスタなどの、デンプンを多く含む炭水化物を摂っておきます。
1時間以上走る場合には水分や飴など、栄養補給ができるもの必ず持って走るようにしてください。
走った後に摂りたい食べ物
走った後は体に疲労感があるので、疲れを回復させるためのたんぱく質を摂りましょう。
例えば、ヨーグルト牛乳などの乳たんぱく、豆乳などの植物性たんぱく、またはハムなどの動物性たんぱく質などです。
1時間以上走った場合にはエネルギー補給分の糖質も摂りましょう。
こちらは甘いものではなく、おにぎりなどのデンプンを含む炭水化物にしましょう。
紫外線が強い外を走った時にはビタミンC の補給を心がけましょう。果物であればキウイフルーツや柑橘類がおすすめです。
まとめ
ダイエット中だからといって無理に一食抜いたりせず、三食をバランスよく食べるように心がけてみてください。
ランニングのメリットは、ランニングを通して日々の生活習慣を考え直せることです。
とはいえ、生理もや生理中はなかなか食欲をコントロールが難しいという話もよく聞きます。
その際は無理に我慢をせずほどほどに自分を甘やかしてあげてください。
食べ過ぎた分は1日から3日と短いスパンではなく、1週間などの長いスパンでとらえて調整するようにしましょう。
良質なたんぱく質がうまく取れてないと感じている人には、女性向けのプロテインもありますよ。
日焼け止めを塗ってビタミンCを摂取するだけでは心配!という人向け「飲む日焼け止め」もあります。
では、楽しいランニングライフを!