「長く走れるようになったから、マラソン大会に参加したい」
「マラソン大会ってすぐにエントリーできるの?」
マラソン大会は、一年中参加者を募集しているように見えて、実は集中して開催される時期があります。
また、人気の大会は即日募集が締め切られることも!
今回の記事では、
- エントリー時期をチェック!
- エントリーの流れは?
- 当日までにすること
- エントリーしたのに出られなくなったら?
についてご紹介します。
エントリー時期をチェック!
マラソン大会に出たいと思っても、参加するには手続きが必要です。
マラソンのシーズンは秋から春で、大会は10月下旬から翌年4月中旬の間に集中します。
それ以外の時期に開催されるものは、標高が高く涼しい地域での開催や、スイカマラソン、スイーツマラソンなど、イベント色の強い大会であることが多いです。
東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソンなどの大きな大会は、おおむね半年前から大々的に募集が開始されます。
マラソンの大会が発信しているメールマガジンなどを購読するなどして、いつ募集が開始されるかをチェックしておくと良いでしょう。
大会によっては、先着順または抽選で参加が決まります。
冬に、今からエントリーできそうな大会を探しても締め切られていることが多いでしょう。
むしろ来年の大会に参加するつもりで、いつからエントリーが始まるのか、確認しておくと良いでしょう。
エントリーの流れは?
マラソン大会への参加方法は主に2つあります。
一つはインターネットを利用し、ランネット等のサイトで参加申し込む方法。
もう一つは、郵送または郵便振替での申し込みの方法です。
大会事務局で大会要項を配布している場合もありますし、大きなスポーツショップに置かれている場合もあります。
最近ではインターネットの申し込みがメインとなっており、郵便振替で応募する方法は徐々に減ってきているといえるでしょう。
締め切りまで日数があっても、定員に達した時点で締め切りをお知らせする場合がほとんどです。
これに参加しよう!と決めたら、早めに申し込むようにしましょう。
地方の大会に参加する場合は、早朝に家を出発しても間に合わないことも。
宿の有無を確認しましょう。
大会で協賛している宿を利用すると安い場合があります。
例えば、名古屋ウィメンズマラソンの場合、宿泊がついているプランであれば抽選無しでエントリー可能です。
会場から少し遠い宿を取る場合は、会場までの送迎があるかどうかなどをよく確認するようにしてみてください。
当日までにすること
ハーフマラソンやフルマラソンに参加する場合、ウエストポーチに補給食が必要です。
糖質を多く含むゼリーや、塩分を補給できるカリカリ梅など、自分が必要と思う補給食を用意しておきましょう。
また、レインコートなど雨天時のマラソングッズを用意しておくのもいいと思います。
案内状を受け取り、アクセスの最終確認をします。
大会開催1ヶ月前から2週間前に大会の案内状が届きます。
ゼッケンや参加確認表が入っていますので、大切に保管して当日に持参をします。
カードに記されている参加種目や名前が間違っていないか確認してください。
あらかじめゼッケンやチップが送付されている場合は、受付が必要ない場合もあります。
最後に、どんなルートであれば確実に現地に着けるか、確認をしてみてください。
例えは、私の友人は中央道を使って車で会場入りしようとしたところ、渋滞にはまって受付終了ギリギリに到着したということもありました。
そういったことを避けるため、公共交通機関を使って会場入りするようにしましょう。
また、昨年度その大会に参加した人が書いたブログや、ランネットのレビューなどを見ておくと良いでしょう。
どの時間の電車に乗ればよいのか、トイレはどのくらい用意されているかなど詳細にかかれている場合も多いですよ。
エントリーしたのに出られなくなったら?
体調を崩した、予定が入ってしまった、などの理由でで大会に出られなくなったらどうなるのでしょうか?
基本的に、参加費用は戻ってきません。
もし、友人で同じ大会に参加する人がいれば、Tシャツなどの記念品を引き換えてもらうように頼むと良いでしょう。
Tシャツやカバンなどの記念品は、引換証を持っていけば受け取ることができます。
また、自然災害などで開催できなくなった場合も返金されないことが多いです。
以前、青梅マラソンにエントリーしていましたが、大雪で開催できない年がありました。
その際は返金されず、記念品のみ参加者の方に送られてきました。
エントリーしたはいいが参加を見合わせること英語3文字であるDNSといいます。
- DNS=Do Not Start(参加せず棄権)
- DNF=Do Not Finish(参加したがゴールできなかった)
SNSなどでは上記の意味として使われているようです。
なるべくなら参加せずのリタイアは避けたいところですね。
基本的に代走は認められていません。
先日も、男女で入れ替えてハーフマラソンと5kmを走ったというニュースがありました。
「申込者本人がが健康上走れるコンディションである」
と確認した上で出走しているはず。
もし途中倒れるようなことがあれば身元確認にも時間がかかってしまいますので、ルールは守るようにしましょう。
まとめ
この記事を読んで、
「ぜひ、次のシーズンはマラソン大会に参加したい!」
と思ったアナタ。
おすすめの大会については、以前も記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
>>>超初心者向けおすすめのマラソン大会は?楽しむための7つのポイント!
>>>[関東]エントリーを逃さない!初心者ランナー向け10kmレースをご紹介!
大会に参加するとなると、意外と事務手続きが多いです。
例えば、列車の時刻を調べたり、宿の予約をしたり、エントリーを申し込んだり、当日を迎えるための準備をしたり…何一つ手を抜く訳にはいきません。
それでも、普段全く目標がなく走るのと、マラソンレースに申し込んでいるのとではモチベーションに雲泥の差が生じます。
ぜひ、マラソン大会に参加してみてくださいね!
では、楽しいランニングライフを!