箱根駅伝はなぜ関東の大学だけ?関西版のテレビ放送や知名度・視聴率は?

「箱根駅伝はなぜ関東の大学だけなの?」

毎年正月に行われる箱根駅伝を冬休みの楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

繋がらなかったタスキ…

倒れこむ駅伝選手…

タオルで選手を包み込むマネージャー…

それぞれの選手が、ただ20km少しを走るだけなのに、なぜ私達の胸を打つのでしょう。

関東に住んでいると、特にエントリーしている大学に対して疑問を持ちませんよね。

でも、

「なんで関西学院大学や立命館大学が出てこないんだろう?」

って思ったことはありませんか?

それには理由がありました。

今回の記事では、箱根駅伝がなぜ関東の大学だけがエントリーしているのか、関西に箱根駅伝に代わる大会はあるのかをお知らせしますね!

箱根駅伝はなぜ関東の大学だけなのか?

それはズバリ、箱根駅伝が関東学生陸上競技連盟主催の大会だからです。

意外や意外、箱根駅伝は地方大会という位置づけなのです。

箱根駅伝で10位以内に入ると、出雲駅伝に出場することができます。

また、3位以内に入ると、全日本大学駅伝に出場することができるようになるのです。

全日本大学駅伝の開催時期などを知っていますか…?

コースを即座に答えられる人は多くないのではないかと思います。

毎年11月第1日曜日に名古屋・熱田神宮ー三重・伊勢神宮8区間の106.8kmで競うんですよ…!(私も知りませんでした。)

なぜか、全国大会よりも知名度が高い、箱根駅伝。

それはなぜでしょうか。

やはりこの正月の時期に全国のテレビで放映されるということが大きいでしょう。

この箱根駅伝の映像を見て、全国の陸上部の高校生が箱根駅伝に憧れるのも無理はありません。

箱根駅伝に出ることは、大学の知名度を上げるチャンスでもあります。

それ故に、全国の高校生ランナーをスカウトしたり、海外の選手を集めたりするような大学も出てきてしまっているのです。

今年度(2019年)のシード10校です。

  • 東洋大学(13年連続 73回目)
  • 駒澤大学(49年連続 49回目)
  • 日本体育大学(67年連続 67回目)
  • 早稲田大学(39年連続 84回目)
  • 青山学院大学(青山学院大学)
  • 明治大学(7年連続 57回目)
  • 日本大学(3年連続 85回目)
  • 帝京大学(8年連続 16回目)
  • 拓殖大学(2年連続 36回目)
  • 大東文化大学(3年連続 46回目)

予選会通過校の10校。

  • 神奈川大学(5年連続 46回目)
  • 國學院大學(5年連続 9回目)
  • 東海大学(2年連続 42回目)
  • 山梨学院大学(29年連続 29回目)
  • 中央学院大学(13年連続 16回目)
  • 上武大学(7年連続 7回目)
  • 中央大学(86回連続 89回目)
  • 順天堂大学(4年連続 56回目)
  • 城西大学(12年連続 12回目)
  • 創価大学(初出場)
  • オープン参加の大学は、関東学生連合となります。

こうして見ると、箱根駅伝の時だけ知名度が上がる大学があることが分かると思います。

しかしその知名度を上げることが「全入時代の大学」にとっては死活問題となるのです。

箱根駅伝を全国の大学選抜にする動きもある?

このように、全日本大学駅伝の下位に位置付けられているはずの箱根駅伝がニュースで大きく取り上げられているということに問題があります。

「連覇を続ける青山学院大学の選手の彼女は?」

というGoogleの検索結果が出てきてしまうほど。

報道が加熱しすぎです。

このことにより、速い高校生ランナーが全国から関東の大学に集まり、関東と関西のレベル格差を作り出してしまっているのです。

この問題を解消するために、立命館大コーチの高尾氏は

「全日本と箱根の時期を入れ替えて、全日本駅伝をお正月に持ってくれば、全日本が大学ナンバーワンを決める大会として魅力的なものになるのではないか」

と提言しています。

確かに、お正月に全日本駅伝が放映されるのであれば、関西の大学の知名度も上がることになるでしょう。

そうすれば関西の大学で力をつけたいと思う高校生が出てきてもおかしくはありません。

箱根駅伝の関西版は丹後大学駅伝だった!

箱根駅伝の関西版の大会があるをご存知でしょうか?

関西学生対校駅伝競走大会というのがその正式名称です。

関西学生陸上競技連盟主催の駅伝競争になります。

箱根駅伝と同様のイベントを関西でも作りたいという計画があり、2005年からは関西学生対校駅伝競走大会兼西日本大学招待という形式のびわ湖大学駅伝として開催されました。

2013年からは対応丹後半島に移し、丹後大学駅伝として開催されています。

丹後大学駅伝も箱根駅伝と同じように、シード校の上位8校と予選会の上位12校の計20校が走ります。

箱根駅伝と同じ位置づけならテレビ放送があるかと思いきや…

インターネットテレビでの中継のみの放映だそうです。

時期も2018年は11月中旬と、全国大学駅伝に時期が近すぎませんか?

まとめ

関東に住んでいると、あまり気にならない箱根駅伝の出場校問題。

まさか箱根駅伝が大学駅伝の地方大会だということを知らずに何十年も生きてきたことに驚きです。

現在、箱根駅伝に出場する選手は全国各地の高校から集まっており、全国で放映されることによって選手の出身地の人達も応援に力が入ります。

「全日本学生駅伝の時期をお正月に移すべきか?」

「箱根駅伝を全国区の大会にすべきか?」

あなたは、どちらの開催がよりベストだと思いますか?

関東学生連合チーム問題もあります。

>>箱根駅伝の関東学生連合チームはなぜ弱い?過去に優勝したことはあるの?

箱根駅伝に女子は参加できるのでしょうか?

>>箱根駅伝は女子選手の参加出場資格がない?女子版の大会名とテレビ放送はいつ?

時期的な問題も見逃せません。

>>箱根駅伝はなぜ正月?寒い真冬の元旦にわざわざ走る理由はあるの?

箱根の起伏に満ちたコースのドラマがなくなってしまうのも捨てがたいですよね…!

95回大会は、シューズメーカーの熱い戦いもあったようです!

>>優勝した東海大学の選手が箱根駅伝で履いたシューズは?靴メーカー、名前、型番をチェック!

では、楽しいランニングライフを!