いだてん第十話あらすじネタバレ結末感想!ストックホルムでの練習に四三と弥彦が挫折…!

(Wikipediaより)

「無事にストックホルムについてからは、四三たちも順調に練習できたの?」

「大森監督の体調は大丈夫だったの?治五郎は四三たちと合流できた?」

いだてん原作第九話では、シベリア鉄道や船に乗りなんとか四三たち4人がストックホルムに到着するまでを描きました。

そしてやっと、ストックホルムオリンピックに向けて現地で練習できる日が来たのです。

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今回の記事では、ストックホルムでの四三と弥彦がぶち当たった壁と、オリンピック選手たちとの交流、大森監督や治五郎の様子などの原作ネタバレをお伝えしていきます。

いだてん第十話原作ネタバレあらすじ!ヨーロッパ人の中に混じって体格差を感じてしまう四三。

ストックホルム大会の翌日、四三はスウェーデン人ガイドのダニエルとマラソンコースの下見をした。

その後はスタジアムで衣服と共に、現地の記者から取材を受けた。

日露戦争の勝利もあり、日本人選手のへの注目度は四三たちの想像をはるかに超えていた。

ちょうどその時、ポルトガル代表のラザロという選手も取材を受けていた。

日本のように、ポルトガルもオリンピック初参加でありの「勝つか死ぬかどちらか」と覚悟を語っていた。

この日、四三は治五郎に手紙を書いた。

「三島さんも私も、明日から本格的な練習を開始します。日本スポーツ界の黎明の鐘となるべく、本番までの1ヶ月半気を抜かず乗り切る所存です」

慣れない白夜に四三も弥彦も睡眠不足だったが、翌日からトレーニングを開始した。

四三は、坂道を中心に三里から四里を1人で繰り返し走るという練習を行った。

途中、他の選手とすれ違うたびに四三は孤独を感じた。

他の国は一つの競技につき複数の選手がいて、互いに批評しあっている。

それならば練習の効果を確実に上げられるだろうと、四三は羨ましかった。

また、西洋の選手との体格差にも劣等感を覚えざるを得なかった。

いだてん第十話原作ネタバレあらすじ!

練習後、ホテルに戻った金栗四三は、大森さんからマラソン前に一万メートル走にも出場してはどうかと勧められる。

弥彦も、100メートル200メートルの他に、400メートル走にも出場するのだという。

「マラソンの予行演習にもなる。レースに慣れておいて損はなかろう」

弥彦に言われて四三は同意した。

大森は弥彦は、この日の練習に出られなかったことを詫びた。

ストックホルム到着後も大森の咳は続いていた。

「だいぶ持ち直したから、明日はグラウンドで顔を出せるだろう」

ところが翌日以降も大森は回復せず、弥彦は連日大森が書いた練習メニューのメモを受け取って、それを1人でこなすしかなかった。

マラソンは大森の専門外であるため、四三は練習メニューすらもらえず、孤独に走り続けるしかない。

そうするうちに、アメリカ、フランス、イギリス、ロシアなどの選手団もスタジアムへ練習に来るようになった。

ある日、ロッカールームでラザロが四三に声をかけてくる。

ラザロは、四三が履いている足袋に興味を示し、「見せて欲しい」と頼んできた。

足袋は職人が履くものだと伝えようと、大工が釘を打つ仕草を四三がしてみるとラザロは驚く。

ラザロも大工をしており、貧しくて電車に乗ることもできないのでいつも走って移動していたところを、マラソン選手にスカウトされたのだという。

「おお、俺も電車に乗らず韋駄天通学を続けてきた!」

四三は親近感を覚え、播磨屋の足袋をプレゼントした。

他国の選手達も、世界記録を出した四三が履く足袋に興味津々で、四三を質問攻めにして足袋が欲しいとせがんだ。

そこで四三は辛作に電報を打ち、至急追加で足袋を送ってほしいと頼んだ。

6月15日、四三はホテルで絶望的な状況を治五郎に知らせる手紙を書いていた。

「練習を開始して12日目とうとう誰も部屋から出てこなくなりました。この度の大会は、日本人にとって最初で最後のオリンピックになるでしょう。黎明の鐘はなりません」

弥彦は孤独な練習の中で西洋人選のスピードを思い知らされ、すっかり自信を喪失していた。

練習に来ない弥彦を心配して四三が様子を見に行くと、白夜に耐えかねて黒いカーテンを閉め切った部屋のクローゼットの中から弥彦が現れた。

「吸血鬼になった気分だよ、僕は耐えられない。西洋人は速い。とても勝ち目はない」

さらに四三の存在も弥彦を苦しめていた。

世界記録を持ち、日本人として注目されるのは四三ばかり。

自分の記事も新聞に載ったかと思えば、四三の記事に間違って弥彦の写真が使われただけだった。

「行きたまえ、ここにいたら君まで疫病神に取り付かれる」

そんなことを言われて、四三は大森の部屋へと向かった。

「監督と話させてください、弥彦さんは相当参っているようです」

安仁子が止めるのを振り切って部屋に入ると、げっそり痩せた大森が苦しそうに咳き込んでいた。

廊下に出ると弥彦の部屋のドアが開いていて、光が漏れていた。

気になって覗くと、弥彦が窓枠に足をかけて今にも飛び降りそうになっている。

四三は部屋に駆け込み、必死で弥彦を引き戻した。

「我らの一歩は日本人の一歩だ。三島さん、速かろうが遅かろうが、この一歩には意味がある!」

「すまん、ありがとう」

弥彦は涙ながらに頷いた。

いだてん第話原作ネタバレあらすじ結末!

この事件以来、四三は弥彦の練習にもつきあうようになり、大森からのメモを頼りに試行錯誤を続けた。

そうこうするうちに弥彦は徐々に痛快男子ぶりを取り戻し、新品のスパイクを買って前向きに練習に取り組むようになった。

大森も回復し、ようやくグラウンドに出てこられるようになった。

6月23日、ストックホルムでは、日が暮れず夜が全くなくなった。

この季節、スウェーデンの人々は広場に柱を立てて踊る「夏至祭」を楽しんでいた。

ホテル内にも毎晩音楽やうるさい声が響いて、弥彦を四三も閉口していた。

静かにしてほしいと頼むつもりで声をかけたが、四三を日本の歌を歌ってほしいと求められてしまう。

四三の歌の後、静寂の中に誰かの拍手が響いた。

「遅くなって申し訳ない」

人影から姿を現したのは治五郎だった。

治五郎は自分の部屋に四三、大森夫妻、内田公使、を呼び、四三には清さんから預かった足袋を、大森には製本したオリンピック式陸上運動競技法を渡した。

内田は、開会式のプログラムを持参していた。

日本はイタリアの次の入場らしい。

プラカードの表記について、メンバーは揉めていた。

国際大会なので、JAPANと書くつもりが、四三は

「日本でお願いします。そうでなければ私は出ません」

と言う。

JAPANはイギリス人がつけた呼び名であり、自分はあくまで日本人だと四三は譲らなかった。

「読めなきゃ意味が無いんだよ。国際大会なんだよ?東洋の日本を、世界の人に知らせる必要がある」

弥彦、大森夫妻、四三の四人で揉めた。

その様子から治五郎は、ようやく不穏な空気を感じ取った。

オリンピック開幕まで、一週間後に迫っていた。

いだてん第十話の結末は、四三や大森夫妻、弥彦の四人がプラカードについて口論し、治五郎がやっと事態の深刻さに気づく場面でした。

いだてん原作あらすじネタバレ第十話・まとめと感想

以上、いだてん第十話あらすじネタバレ結末感想!ストックホルムでの練習に四三と弥彦が挫折…!をお送りしました。

ヨーロッパはほぼ地続きであるため、オリンピックをやりますよ〜と各国に呼びかけたところで国境を超えるのも難しくありません。

でも、周囲を海に囲まれた島国の日本で「海外に行く」ということはかなりの一大決心とお金が必要になってしまいます。

飛行機がない時代、船がとても安全な乗り物であるとも言えませんしね…。

ヨーロッパからのオリンピック選手は、距離から言っても容易に多くの競技に複数の選手を送り込むことも可能です。

四三たちは、そのような状況がどれだけプレッシャーになっただろうか、と思うと100年近く前に後輩への道筋を作ってくれたことが本当にありがたく感じますね。

日本ではありえないことですが、弥彦よりも四三の方が選手として有名であり、弥彦についてはほぼ報道されなかったというのも驚きでした。

弥彦はこのオリンピック参加後は銀行での業務に専念し、表舞台に出ることはなかったそうです。

いよいよ次回はオリンピック本番、まずは弥彦の短距離走が描かれるのが楽しみです♪

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では、楽しいランニングライフを!