いだてん第七話あらすじネタバレ結末感想!日本初のオリンピックに一体何人参加できることになったの?

「日本初のオリンピックに一体何人参加できることになったの?」

「金栗四三は1800円もの大金を用意することができたの?」

播磨屋の辛作に何とかお願いしてマラソンに耐えうる足袋を作ってもらった金栗四三。

ストックホルムオリンピックのマラソンに参加するための準備は徐々に整って行きましたが、お金の問題などすぐには解決できないことも多々あったようです。

なにせ現在のように飛行機で数時間でヨーロッパというわけにはいきません。

日本から船に乗り大陸を鉄道で横断します。

滞在期間も一週間や2週間ではなく、数ヶ月に渡りました。

それにコーチはマネージャーもいない中で、自分の体調管理をしながら慣れない食事、白夜の中睡眠をとらなければならないのです 。

日本で西洋のマナーに慣れるためにうってつけの人物がいました。

今回のネタバレあらすじでは、オリンピックの参加を決めた三島弥彦と金栗四三が交流を深めていくさま、そして1800円もの大金をどうやって工面したかをご紹介します。

いだてんネタバレあらすじ・第六話はこちら↓

>>いだてん第六話あらすじネタバレ結末感想!金栗四三は本当にオリンピックに参加できるの?

いだてん第七話原作ネタバレあらすじ!日本初のオリンピック参加を決めた三島弥彦!スポーツは遊びじゃないんだ!

金栗の説得に成功した嘉納治五郎は、弥彦にもオリンピック出場を了承させようと東京高師に招いて話をする。

「君のような日本の未来を背負って立つ若者に先進諸国のスポーツ文化を見てもらいたい。これは遊びじゃない、視察だ。文部省に文句は言わせない」

さらに嘉納治五郎は弥彦の闘争心を煽ろうと、予選会での弥彦の優勝に異議を申し立てる声があることを語る。

体育協会には、「記録とて実に怪しい」「まぐれじゃないのか」といった抗議文が届けられていた。

「返事は急がん。よく考えてくれたまえ」

弥彦の表情から、治五郎は手応えを感じていた。

四三は、故郷に送った金の無心の手紙に返事が来ないことに気を揉んでいた。

ストックホルムオリンピックまで三か月を切っているが、費用の目処は立っていない。

それを案じる可児の前で、四三は学校を休学し借金をしてオリンピックに行くと決意を語る。

「そんなにまでして君、オリンピックに出たいのかね?」

「嘉納先生のお言葉ですから、断る理由なかとです」

弥彦はと言えば、酒と煙草をピタリと止めていた。

兄の弥太郎が

「オリンピックに出るつもりなのではないか」

と、疑うと

「ご心配なく」

と答えるのだが、その言葉とは裏腹に弥彦は日本に伝わったばかりのクラウチングスタートの練習に励んでいた。

いだてん第七話原作ネタバレあらすじ!兄の実次から手紙が届く。そして三島家でのマナーレッスンに味もわからない四三。

その後、四三の元に実次から手紙が届く。

不安な気持ちで封を開けると、実次の温かい言葉が綴られていた。

「四三、お前は家紋の誉れだ。かけっこに夢中になるお前に小言を言ったこともあったが、思い違いもつき通せば本物だ。やはりお前はとむけむにゃあ男ったい」

田畑を売ってでも、金を工面すると手紙には書いてあった。

明治45年2月、四三と弥彦は東京高師の校長室でオリンピックのエントリーシートに署名をし、正式に日本選手となった。

日本代表選手となったこの日、二人は治五郎、永井、可児、大森兵蔵、安仁子夫妻から、今後の予定について説明を受けた。

ストックホルムへはシベリア鉄道で二週間かけて向かい、治五郎の他に一人か二人の同行者がつくという。

出発前に安仁子から英会話と西洋式の礼儀作法をお食事のマナーのレッスンを受けるようにと嘉納治五郎が言うと、弥彦は自分の家でレッスンを行ってはどうかと提案した。

三島家ならコックも給仕もおり、申し分ないということで治五郎は申し出を喜んで受け入れた。

いざ三島家を訪ねてみると、四三には驚くことばかりだった。

不如帰のモデルと言われる名家は、広大な敷地に豪邸を構えている。

客間に招かれると、四三と弥彦、可児、講師役の安仁子の他に弥彦の母である和歌子と兄の弥太郎も揃っていた。

緊張した四三が逃げるようにトイレに向かうと、なんとそこには日露戦争の悲劇の将軍乃木希典大将がいた。

三島家は、財政界の要人たちが集うサロンだったのだ!

西洋式の食事マナーのレッスンは、三島家のシェフの料理を食べながら行われたが、四三は安仁子に注意されてばかりでほとんど食事が喉を通らなかった。

意気消沈して三島手を出ると女中のシマが四三を追ってくる。

「これ、私達が食べるものですけど寮に帰ったら召し上がってください」

弥彦が四三を気遣い、シマに銘じて弁当を用意させたのだ。

包みを受け取った四三にシマが尋ねた。

「十里も走るってどんな気持ちですか?疲れるだけなら走らないと思うんです」

「疲れた先には何か、十里しか走った人にしか分からない喜びっていうかご褒美があるんじゃないかなって」

「いっちょんわからんです。わからんけど走っとるとです。失礼します」

実次はオリンピック行きの費用を用意すると四三に伝えたものの、1800円もの大金をどう工面したものか頭を悩ませていた。

そこで家族を連れて春野医師を訪ね、頼み込んだ。

「春野さん、この魔除けの刀ばこうてください」

それは亡き父信彦が大切にしたいものだった。

「ばってんこれ、効き目なかったもんね。お亡くなりになったでしょう?お父さん」

そんなやり取りを聞いていたスヤが、間もなく自分が嫁ぐ池部家に相談してはどうかと提案する。

池部家は玉名の庄屋で、資産家として知られている。

気後れする実次を連れて、スヤは池部家を訪ねた。

その後も安仁子の厳しいレッスンは続き、実次からも金は届かず四三は塞いでいた。

美川は実次に金の催促をした方がいいというが、四三は兄に負担をかけるのが心苦しく自分の本や家具を売ろうとしていた。

「そもそも四三、なぜ自腹を切ることになったのかね?」

四三は訳を話すと、美川は怒り出す。

「まんまと口車に乗せられてるよ四三君!校長に直談判すべきだ」

いだてん第七話原作ネタバレあらすじ結末!勝負服を質に入れてまで四三の身を案じる治五郎!1800円は用意できるのか?

決死の覚悟で四三は校長室に治五郎を訪ねる。

ドアの前に立つと治五郎が可児と借金の話をするのが聞こえた。

その額は十万円にもなると知り四三は驚愕する。

「おう韋駄天、英会話とマナー講座で大分絞られているそうだな。なんだ今日は?」

「私はその…本当にオリンピックに行くのでしょうか?実感がわかないというか」

いざとなるとそんなことしか言えない四三を、治五郎は浅草に連れ出した。

歩きながら治五郎は自分の背中に刺繍された勝の文字を見せる。

二十九歳の時、治五郎が初めて欧米視察に出向く際に勝海舟が餞にと背広を譲ってくれたのだという。

「以来ゲンを担いで、ここ一番の勝負にはこれを着ることにしている。フランス大使館に出向いて、オリンピック出場を決めたのもこの服だ」

驚く四三を連れて治五郎は質屋に向かった。

そして勝に送られた背広を金に換えた。

「勝海舟の刺繍入りだ。値打ちが下がらん」

治五郎は四三に金を渡し、ヨーロッパ行きの服を仕立てるように告げる。

「私個人からの餞だ」

四三は感激して礼を言い、その足で日本橋の三越呉服店へフロックコート、背広、外套を仕立てに行った。

渡航費の事は切り出せないままだった。

二週間後に服が一式仕上がると、弥彦が自分の庭で背広姿の四三の写真を撮ってくれた。

自室で現像をしながら、弥彦は家族にオリンピック出場を祝福されている金栗くんが羨ましいと心情を吐露する。

「うちはダメだね。母は兄に惹か関心がない、兄は金にしか関心がない」

「ばってん、我が子の関心のなか親が居るでしょうかね」

「期待に答えんでいいから気楽だがね」

治五郎は可児に、四三と弥彦の同行は大森夫妻に任せると告げた。

大森兵蔵が監督、安仁子が通訳というわけだ。

可児と永井は、密かに自分たちのどちらが同行者に選ばれると期待していたため落胆する。

四三は金の問題が解決しないことに追い詰められ、オリンピック予選会の優勝カップをお金に変えようと決断していた。

カップを手に寄宿舎を出た四三は、思いがけず実次と出くわす。

実次は四三に大きな風呂敷包みを見せて笑った。

「金1800円、持ってきたばい!!」

いだてん第六話の結末は、実次が上京して四三に1800円を持ってくる場面で終わります。

いだてん原作あらすじネタバレ第七話・まとめと感想

以上、いだてん第七話あらすじネタバレ結末感想!日本初のオリンピックに一体何人参加できることになったの?をお送りしました。

結局、オリンピックに参加したのは金栗四三と三島弥彦の2人だけ。心細かったでしょうね。

明治時代の貨幣価値について少し調べてみました。

明治の前期または後期によっても幅があり、だいたい1円が3800円から2万円だったと言われています。

春野スヤが乗っていた自転車ですら、アメリカ製のものは現在の貨幣価値で400万円程度だったという記述もあります。

嘉納治五郎が借りた10万円が1円につき4000円だったとすると10万かける4000円なので 4億円にもなったと考えられます。

そんな借金をしてまでオリンピックに参加するという話を聞いたら金栗四三は体操腰を抜かすほど驚いたに違いありません。

金栗四三の渡航費の1800円は720万円にも相当します。

三島家にとっては大したお金ではないかもしれませんが、熊本の田舎の農家にとってどれほどの大金だったかは想像に難くないでしょう。

また、三島弥彦の家庭は名家で、明治の名だたる有名人が入り浸るサロンだったということに驚きました。

お手伝いがいてご飯の準備もしなくてもいい、大学まで何不自由なく行かせてもらえる恵まれた環境の弥彦。

たくさんの兄弟に囲まれて地方から出てきて、尊敬する兄に借金をこさえさせ、一人だけ大学に行かせてもらった金栗四三。

この二人の対比がこの時代の貧富の差を表しているのかな、という感想を持ちました。

次回のネタバレあらすじでは、大金を持って現れた実次がどうやって現金を用意したのか、実次の他に現金を用意した仲間のお話、オリンピック前の足袋の改良についてお届けします!

第八話のいだてんあらすじネタバレはこちらです↓

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では、楽しいランニングライフを!